NEWS
東京農業大学 総合研究所研究会 酵母研主催・総合研究所共催のイベントを開催いたします。
ご興味のある方はご参加ください。
東京農業大学では公益財団法人発酵研究所助成の寄付講座、「酵母多様性生物学・分類学研究室」が設置5年目の最終年度となり、集大成のシンポジウムを企画いたしました。食品製造に重要な微生物である酵母の研究に関するシンポジウムでありますので、応用微生物部会として後援し、みなさまにご案内いたします。ご興味のある方は下記サイトより参加登録の上、ご来場ください。登録の締め切りは12月8日、参加費は無料です。
プログラム詳細及び登録のサイト
酵母研|メンバー https://nodaiweb.university.jp/nric/yeast/symposium.html
公益財団法人 発酵研究所 寄付講座助成
東京農業大学総合研究所 寄付研究部門 酵母多様性生物学・分類学研究室
酵母は、パン、酒などの発酵食品等、我々の生活に密接に結びついた微生物であり、一方、モデル生物として基礎生物学の重要な研究材料でもあります。公益財団法人発酵研究所の寄付講座助成により2020年10月に東京農業大学総合研究所に設置された酵母多様性生物学・分類学研究室では、分類学を基軸とし、ゲノム情報や細胞生物学・分子生物学的手法を用いて、課題「全ゲノム塩基配列に基づく酵母の高次分類体系の再構築および発酵・醸造に重要な酵母のタイピングに応用できる高解像度の実用的同定識別システムの確立と応用」の研究に取り組んでまいりました。
このたび、プロジェクトの最終年度にあたり、5年間の研究成果のご報告をするとともに、酵母を含む真菌を用いて基礎から応用分野を牽引する先生方をお招きし、真菌類の生理や環境適応などに関する最新の研究動向について探究する成果報告シンポジウムを開催することとなりました。各分野における先駆的研究の知見と、これまで我々が多様性獲得機構の解明のために積み重ねてきたゲノムや表現型の解析によって見出した各種データから、真菌における酵母の生きざまを紐解きたいと考えます。シンポジウム終了後には情報交換会もおこないます。本シンポジウムが、酵母、ひいては真菌の多様な特性や自然界でのあり方をともに考察し、その多様性研究における現在地について共有できる学術的研鑽と研究交流の場となりましたら幸いです。
日 時 :2025年12月18日(木)12:30~17:05
場 所 :東京農業大学国際センター2F榎本ホール
情報交換会:東京農業大学サイエンスポート8Fエアーブリッジ 17:30~19:30
無料公開
主 催 :東京農業大学 総合研究所 酵母多様性生物学・分類学研究室
共 催 :東京農業大学 総合研究所
後 援 :公益財団法人 発酵研究所
東京農業大学 総合研究所 総合研究所研究会 応用微生物部会
東京農業大学 総合研究所 農生命科学センター 微生物リソースセンター
問い合わせ先: 高島昌子(mt207623@nodai.ac.jp)
研究、産学官・地域連携、知的財産・技術移転等に関するお問い合わせ・ご相談はこちらから